行き着く先は映画「イノセンス」か。ネット出現以前の古典の引用だけが意味あるものとして見なされるような。
いや、コミュニケーションにおける攻撃と防御を突き詰めた果てに出現する、「誰も自分の言葉で会話しようとしない世界」かも。"
— waveriderの日記 コラージュ人格 (via syoichi) (via sieben002) (via ikalga) (via mezotaro) (via non117)
少し前に論文「マイクロブログの文脈付き投稿情報の体系化に基づく重要ユーザ推薦と情報集約支援への応用」を紹介しましたが、これの参照している先行研究である表記論文を、共著者のkiyoyaこと山口清弘さんから送っていただきました。論文は次のような背景認識から始まっています。
オンラインコマースにおけるコア技術となっている,アイテムのクラスタリングや推薦においては,アイテムをどう特徴付けるかが,その結果を大きく左右する.ここで,記事の特徴付けとは,記事を何らかの視点で数理的に表現すること,および,それに基づいて記事同士の類似度を算出することから可能であると考える.
統計学を知らない僕なりに読み進み、砕いてみます。最近はニュースサイトでもオンラインショップ(eコマースサイト)でも「お勧め」をされることが増えてきました。これは、よく似た記事、よく似た商品をグループ化しておいて、そのグループ内の一つがピックアップされたら、別の一つを推薦してみる、ということをしています。でも「よく似た」と簡単に書きましたが、ある記事と別の記事、ある商品と別の商品が「似ている」というのは、どういう意味で、どうやって決めるんでしょう?
一般に推薦システムにおけるアイテムの特徴付けには,誰がどのアイテムを評価したかという共起関係用いられる傾向にある.Tumblr のような,記事が人の間を伝播していくネットワークにおいては,共起関係のみを考慮するよりも,記事の伝播経路を用いた記事の特徴付けの方がより有用であると考えられる.
一般的に広く使われているのは、「この商品を買っている人はこんな商品も買っています」という情報を活かした判断です。AとBとCはよく同じ商品を買っている。つまり彼らは好みが似ているということだ。そして彼らの好みにあった商品が二つあるなら、それの二つは似ているということだ。こういう判断が下せれば、二つのうち一方を買った人には、もう一方も勧めると買ってくれそうだ、と考えられることになります。
こうした「誰と誰と誰が」という関係、共起関係で似ている度合いを図ることもできますが、Tumblrではさらに「誰がいつ誰からリブログしたか」という時系列や伝播経路を考えることもできます。則のぞみ氏、山口清弘氏らはこれらを考慮したほうが、より妥当な(精度のよい)にている度合いを測れるだろうという仮設を立て、実際に実験して確かめています。
ここから実験方法と実験結果になると、数式と数値が乱れ飛ぶ、私にはなんとなく程度には分かっても正確なところはギブアップの世界に入るので割愛。いきなり考察のうち、特に面白かった、木構造、順序指標を考慮した結果を。
カット率6割から,順序指標が共起指標に比べて有意に高い再現率となった.これは,共起指標では,カット率の増加に応じて再現率も下がっていくが,順序指標では,カット率6 割から8 割の間で再現率がほぼ変化しないことによる.この理由として,Tumblr においては,ある記事を誰が最初の方でリブログしたのかという,最初の方の順序が,後の伝播を決定付ける重要な要因になっていることが考えられる.Tumblr においては,特に伝播の初期における順序を考慮することが有用であると言える.
言い換えれば、「誰と誰と誰が」という共起関係に基づいたアプローチでは、興味を示す層のうち実際にリーチできた層が減るほど、残りの人たちを推測する精度が悪くなります。ところが「誰と誰と誰がそれぞれいつごろ」という順序を指標に入れると、5割を切ったあたりと2割まで減ったあたりで同等の推測制度が出ています。
もっと言えば、共起関係だけで考えていた頃であれば5割、多分アーリーマジョリティまでを観察してはじめて浮かんできた潜在顧客層が、木構造における順序にも注目することで2割、多分アーリーアダプタぐらいを観察すれば浮かんでくるということです…だと思います。もちろん「マイクロブログの…」もこの論文も、Tumblrのような「リシェアの経路と時刻が可視化された」世界だからこそ役立つ、ある種のニッチな世界向けのアプローチといえるでしょう。でもニッチだったそのリシェア・ワールドが、いまやTwitterやFacebook、そしてGoogle+へと領地を拡大しています。
おそらく「バイラルでは経路が重要」という考え方は新しくないでしょう。ですが購買層という古典的な視点でも、つい先日、4,500台の自販機から集めた2億件のビッグデータをもとにすることで新製品が生まれたことが報じられました。現在(※’12/01/27)165億件強のTumblrの投稿合計数から経路情報を調べ上げると、そこにはまた新しく見えてくるものがありそうです。そしてオンラインコマースにおけるリコメンドを背景に上げたこの論文は、やっぱりそこを睨んでいるんだろうな、と思います。
それが来た時に、その手法に先鞭をつけ、かつデータを総なめするのではなくある程度小規模なサブセットで代替したときの精度に言及したこの論文は、結構面白いポジションにあったりしないかな、と思いました。
(via do-nothing)
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Passion For The Future: マイケル・ケンナ写真集 レトロスペクティヴ2 (via to)
2007-06-18 (via gkojay)
Tumblr、reblogの話のようでもある
(via jinakanishi) (via gkojax) 2010-01-24 (via gkojay) (via konishiroku) (via sakurasakuras)
(via do-nothing)
(via do-nothing)
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搾取されないためには選択肢を増やすしかない - 愛の日記 @ ボストン
2010-12-25
(via tessar)
(Source: hakkuru, via futureisfailed)
(Source: meowmeowmaru, via yozora)
正面下、背中に刺青を入れたアジア系の女性が中国。
絵の左、熱心にまじめに打っているのが日本。
上着を着て横を向いているのがアメリカ。
寝転がってみだらな状態なのが、ロシア。
隣で立っている小さな女の子が、台湾。
これは「北京2008」という油絵だ。
最近、欧米やインターネット空間で、筆者が用いた顔料の千倍以上もの量の唾が飛び交うような議論を巻き起こした 。
画家は劉湓と言い、カナダ在住の中国人だ。
興味深いのはこの絵のタイトルは北京2008であり、
描かれているのは麻雀を打つ4人の女性¥だが、実は背後 に様々な意図が隠された意味深な絵なのである。
中国(正面下の女性)は場の「東」を鳴いている。これに は二つの意味が含まれている。
一つ目に、中国が「東風」の力を借りて再び巻き返そうと しているということ。
二つ目に、「東風(という)ミサイル」は中国がすでに場 に出した有力な武器だということ。
中国の形勢は端から見れば悪くはないが、他の牌がどうな のかは分からない。
そしてその女性は卓の下で小細工を働かせている。
アメリカは胸中に勝算を秘めているような様子で、台湾の 方を見て、意味深な表情をしている。
一方で台湾の表情から何かを汲み取ろうと必死になってお り、
また一方で視線で台湾に何らかの暗示もしている。
ロシアはもうどうにでもなれというような表情でいるが、 実はそうではない。
右足を通じてアメリカとグルになり、また一方で中国に牌を渡している。
ここから、この二カ国は裏で互いに利益を交換しているともとれる。
日本人はただひたすらに自分の牌を見ている。
他の人が何をしているのかを全く知らない。
ただ、自らの牌を打つ事だけに気を留めている。
台湾は中華文明の真の継承者を意図した赤い腹かけ(肚兜)を身に纏っている。
台湾は片手に果物を、もう一方に果物ナイフを持ち、
陰険で憤りを含ませた表情で中国をじっと見ている。
しかしどうしようもない。麻雀に入ることはできないし、最後に誰が勝利しようと、台湾はただ勝者に果物を切ってあげることしかできない。
窓の外の河や薄黒い雲は濃く、両岸(中国―台湾間)情勢の危機、一触即発の様相を暗示している。
とても興味深いのは壁の肖像画で、孫文の髭、蒋介石の禿げた頭、そして毛沢東のいで立ちを拵えている。
四人の女性の服装についてみてみよう。
中国の上半身は裸で、下半身はスカートとショーツをはいている。
アメリカはレースのマントと下着を着ているが、下半身は裸である。
ロシアはショーツしか残っておらず、
日本はすでに何も残っていない。
つまりこれらは各国の情勢を克明に浮かび上がらせている。
アメリカが着ている衣服は端から見れば最も整っており、実力も最も強大である。
その他はいずれも体を隠すこともできないものもある。
しかしアメリカの容貌は光にあふれているように見えるが、しかし実際のところすでに自らのボロを見せている。
そして中国とロシアは確かに容貌は裸ではあるが、重要なのは二者の陰部が隠れきれているところである。
仮にこの局を脱衣麻雀だとしよう。誰が誰に負けて脱がされたのか。
一局目が打たれ、中国が負ける。そして現在のロシアの状態までになる。(ソ連解体と状況は似ている)
アメリカが負け、そしてロシアの状態にまで堕ちる、
ロシアが再び負け、今度は徹底的に何もない状態まで堕ちる。
そして日本は、実はすでに何もない状態に。
ロシアは公正に牌を打っているように見せかけて、実はロシアは中国と牌を交換している、
真面目に打っているのは日本。というのもすでに何もなく、一度負ければすぐに席を立たなければならないからだ。
つまりまとめると、アメリカは最も猫かぶっていて、最も色鮮やかに輝いているように見えるが、実は危機はそこまで小さくなく、もしこの一局に敗れれば、たちまち「親」の地位を失うことになる。
ロシアは双方と裏で手と足を引いており、最も陰険狡猾、状況は解放後の中国に似ており、ソ連やアメリカのような状態に傾く可能性がある。と言うのも自らに力が凝集されておらず、双方がどうなるかによって自らの生存と発展を求めている。
中国の牌の多くは見ることができず、これは中国が多くの実力を隠していることを説明しているのだろうか?しかも卓の下ではロシアと牌を交換しており、またアメリカ人は台湾の表情で中国とロシアが何をしているのかを推測することしかできない。
日本はすでに何も残っておらず、ただ自らの牌を打ち続けることに必死である。
台湾は冷静に状況を見ており、卓の上の4人が何をしているかをすべて把握している、心情は明らかだが麻雀を打つ資格も能力もなく、また話す権利も存在せず、不満を抱いても何にもならない、ただ女性らしくおとなしくし、勝利者に果物を献上する他ない。
勝利者はおそらく中国かアメリカの間に生まれるだろう。この懸念は大きくはない。
しかしはっきりしているのは、アメリカの力がたとえ強くとも、4人が遊んでいるのは中国の麻雀であり、ポーカーではない。
中国人の決まりに従ってゲームを行う。アメリカ人に勝算は果たしてあるのか?
(Source: liquidmeth, via liquidmeth)
(via liquidmeth)
(Source: rossy-borry)